第二部 シンの書
道を歩んだ者の物語
- 第1章 生まれ シンは山の麓の小さな村に生まれた。
- 第2章 サカリの笑い シンが十二の夏のことである。
- 第3章 マツとの出会い シンが十八になった春のことである。
- 第4章 アラとの出会い その年の秋、村に騒ぎが起きた。
- 第5章 サカリの道 サカリはその頃、村で頭角を現し始めていた。
- 第6章 キヨの言葉 冬のある夜、シンはキヨと二人になった。
- 第7章 最初の試練 春になった頃、村に一人の男が来た。
- 第8章 アラとマツ 最初の試練があった翌日のことである。
- 第9章 神の在処 ある夕暮れ、シンはマツに問うた。
- 第10章 怒りの行方 シンはある日、マツに問うた。
- 第11章 サカリの変化 その頃からサカリは、ニゴリと話すようになっていた。
- 第12章 マツの教え シンは翌日、マツのもとへ行った。
- 第13章 キヨとマツ ある日、シンはキヨから聞いた。
- 第14章 旅立ち その年の夏の終わり、マツが逝った。
- 第15章 旅の始まり 三人は山を越え、川を渡り、知らない土地へ入った。
- 第16章 貧しい村 三日歩いた先に、小さな村があった。
- 第17章 町の男 大きな町に入った。
- 第18章 山の中で 町を出て、深い山に入った。
- 第19章 川沿いの女 山を下りた先に、川があった。
- 第20章 サカリの噂 旅を始めて半年が経った頃、シンの故郷の村の噂を聞いた。
- 第21章 海を見た日 それまで山と川しか知らなかったシンが、初めて海を見た。
- 第22章 老いた武士 海沿いの町に、一人の老いた武士がいた。
- 第23章 アラの過去 旅の途中、アラが珍しく酒を飲んだ。
- 第24章 シンとキヨ ある夜、アラが先に眠り、シンとキヨだけが起きていた。
- 第25章 帰郷の決意 旅を始めて一年が経った冬の朝、シンは言った。
- 第26章 村の変化 村に入ったとき、シンはすぐに気づいた。
- 第27章 サカリとの再会 翌日、サカリが現れた。
- 第28章 ニゴリとの対峙 三日後、ニゴリがシンのもとに来た。
- 第29章 村の広場 五日後、ニゴリが村人を広場に集めた。
- 第30章 サカリの選択 その夜、サカリがシンのもとに来た。
- 第31章 ニゴリの末路 翌日、ニゴリは村を去った。
- 第32章 カゲという男 ニゴリが去って半月が経った頃、村に一人の男が来た。
- 第33章 じわじわと 一月が経つうちに、少しずつ見えてきた。
- 第34章 鏡を差し出す ある日、シンはカゲに話しかけた。
- 第35章 変わらぬ者への道 一月後、カゲは変わっていなかった。
- 第36章 ガルという男 カゲが大人しくなって間もない頃、村にまた新たな者が現れた。
- 第37章 積み重なる問題 ガルは自分の故郷の作法で動いた。
- 第38章 言葉なき作法の伝え方 シンはガルのもとへ行った。
- 第39章 限界の見極め しかし三日後、ガルはまた他の者の畑に入った。
- 第40章 警告の儀 翌朝、シンは村人全員をガルの前に集めた。
- 第41章 一線 五日間、ガルは静かだった。
- 第42章 追放の宣言 翌朝、村人全員が広場に集まった。
- 第43章 その後にシンが言ったこと アラが言った。「あっけなかったな。もっと揉めると思っていた。」