第2-7章

言葉の重さ

ことばのおもさ

言葉は、刃である。
言葉は、種である。
言葉は、一度放てば、放った者の手を離れる。

ゆえに言葉を軽く扱う者を、この道は戒める。

声高に叫べば正義になると思っている者がいる。
言葉を重ねれば真実になると思っている者がいる。
しかし道は、言葉の量を見ない。
道は、言葉の誠実さを見る。

少ない言葉で、真実を語る者がいる。
多くの言葉で、嘘を隠す者がいる。
この道を歩む者は、前者を尊び、後者を信じない。

また、言葉には責任が伴う。
言い放った言葉は、言い放った者のものである。
後から意味を変え、言っていないと言い張る者よ。
汝の言葉は、すでに汚れている。

言葉を尽くすべき時に、沈黙する者がいる。
これもまた道に反する。
誠実な言葉を持つ者は、必要な時に語らねばならない。

言葉を大切にせよ。
言葉が人を作り、言葉が共同体を作る。
美しい言葉を持つ民族は、美しい道を歩む。