第5-8章
孤独の道
こどくのみち
孤独は、罰ではない。
孤独とは、自らの内なる神と向き合う時間である。
常に誰かといる者は、自らの神の声を聴けないことがある。
騒がしい場所では、静かな声は聞こえないからである。
しかし孤独には、二種類ある。
選んだ孤独と、押しつけられた孤独である。
選んだ孤独は、力になる。
沈黙の中で、人は自らを整える。
自らを整えた者は、共同体に戻ったとき、より深く根を張れる。
押しつけられた孤独は、人を蝕む。
繋がりたいのに繋がれない。
分かってほしいのに分かってもらえない。
その孤独は、内側から静かに火を消していく。
押しつけられた孤独の中にいる者よ。
その孤独は、汝の価値を決めない。
孤独であることは、汝が弱いことでも、欠けていることでもない。
ただ、今まだ根が絡み合う者に出会っていないだけである。
そして孤独の中でこそ、汝の根は深くなっている。
根が深い者は、いつか必ず森の一部になる。
孤独を恐れて、浅い繋がりで埋めようとするな。
浅い繋がりは、孤独より深く人を空虚にする。
今は孤独でいい。
ただし、孤独を愛しすぎるな。
根は、他の根と絡み合うために、深くなるのである。